新卒就活学生は面接で、「対面」「オンライン」どちらを希望するか。

現状の就職内定率は下記の通りです。

就職内定率(主要媒体より抜粋)
・リクナビ 81.2%(前月差+8.0ポイント)(※1)
・マイナビ 77.6%(前月差+4.5ポイント)(※2)
・キャリタス 83.7%(前月差+6.0ポイント)(※3)

21卒については、市場全体としては着地に向けて進んでいる様子が見てとれます。
一方で、就職活動を継続中の学生、採用活動を積極的に展開中の企業もあり、
まだ動きが出てくる可能性は大いにあります。
ちなみに当社でも秋冬以降の内定・採用の新卒入社メンバーもいます。

さて、感染拡大防止の観点から
コロナ禍での採用は、「WEB化」が進んでいるといわれています。

一口に「WEB化」と言っても、
「面談」「面接」「動画視聴」「採用データ管理」など、
領域は多岐にわたります。

今回は、その中で就活学生に対するアンケート結果から、
21卒学生が抱いているWEB面接についての印象に焦点を当ててみたいと思います。

株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所のアンケート結果によると(※4)、
面接における対面・オンライン希望の割合は、
対面希望が60.3%(「対面希望」「どちらかというと対面希望」の合計)、
オンラインが22.6%(「オンライン希望」「どちらかというとオンライン希望」の合計)となっています。

WEB面接を経験したことのない層(WEB面接未経験者)では、
対面希望の割合が75.8%となる一方、オンライン希望は9.3%。

採用におけるWEB化が急速に進んだ印象のある昨今でも、
面接は対面を希望する学生も一定程度いることを示しており、興味深い内容となっています。

採用ターゲットやスケジュールにもよるため、
一概には言えませんが、学生の希望する方法での面接方法
(例えば、来社可能エリアで対面を希望する学生には対面面接、
遠方でオンライン面接を希望する学生にはWEB面接)が望ましいといえるかもしれません。

面接方法の選択肢が増えたからこそ、
自社戦力の採用にとって効果的な方法を事前に考え、実行していくことが求められています。

—————————————————————————————–

※1:株式会社リクルートキャリア
https://data.recruitcareer.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/naitei_21s-20200806.pdf

※2:株式会社マイナビ
マイナビ 2021年卒 大学生 活動実態調査 (8月)

※3:株式会社ディスコ
8月1日時点の就職活動調査、7月1日時点の就職活動調査

※4:
参考文献・出展
株式会社リクルートキャリア 就職みらい研究所【2021年卒 就職活動TOPIC】
【2021年卒 TOPIC】対面とオンラインの就職活動、学生はどちらを希望する?

執筆者

執筆者

広告企画グループ 営業担当