賃上げ問題!!採用のためにも上げた方が良い!?【中途採用】

お世話になっております。マーケティング担当です!!
本日は賃金改正についてです。ファーストリテイリング(主な事業ユニクロなど)が大幅な初任給の値上げをしたことも記憶に新しいかと存じ上げます。
各社の皆様も値上げなど諸々お悩みのことと存じ上げますが、今回は特に採用に関わる賃金値上げといったところにフォーカスしてお話させて頂きたいと思います。

【市場感について】
昨年度の計測では2月の段階で46.4%の企業がベースアップしております。これは一昨年度比10pt(%)増となっており、顕著に上昇しております。
また、総人件費が上昇する見込みの企業は67.1%にも及び、近年のトレンドとして上昇傾向という点は抑えておくべきでしょう。
また例年と同じく、賃金上昇による従業員の定着・確保が最上位の理由となっております。

【採用への影響】
採用の影響はもちろんあります。実際転職者の本音では56.7%の転職者の理由は『報酬を上げたい』となっております。特に物価が顕著に上昇していることからも、給与の上昇を求めた結果、採用市場の活況に繋がっているようです。
採用側として捉えればプラスな側面ですが、一方で人材の流出リスクが高まっている事を考えると人的資源にかかる費用としては増しているのが現状の企業様がほとんどではないかと存じ上げます。

【採用対策】
正直な話トレンドから考えると賃金は上げた方が良いです。
しかし単純に賃金を上げることが出来れば苦慮されることもないかと存じ上げます。
そこでとれる対策としては下記のようなものが挙げられます。

①採用のレイヤーを下げる
 特にIT企業様におかれましては、未経験採用は必ず勧められる方法になります。
しかし特定の技能が必要な場合もあり、その際には経験者採用×人材紹介という選択肢がメジャーな手法になります。しかし賃金を上げた状態では人材紹介会社様の特徴上、採用にかかる費用は必ず上昇する点においては留意すべきでしょう。
そこでレイヤーを下げた採用を推奨しております。ハイクラス転職サイトである、Bizリーチの利用ではなく、原石的な価値を見出すようなダイレクトリクルーティングも昨今のトレンドになっております。

②強みを押し出す
 皆様自社の強みはご認識されてらっしゃいますか?例えば、早い段階から裁量権が多かったり、昇進までのステップが用意されていたり、他社との差はほとんどなくても自社ならではの特色があるはずです。要はその特色に刺さる形で媒体の選定、求人票の精査を行えばよいわけです。ただし容易ではなく、自社の事は気付きにくいものですので、その際は外部からの視点を取り入れるのも非常に有効かと存じ上げます。その際にはぜひお問い合わせいただければ無料にて強みだしのお手伝いを致します。

③弊社提案採用手法
また、さきほどご紹介したダイレクトリクルーティング型でいえば、dodaリクルーターズも活用されるケースが多いです。Bizリーチが真価を発揮するのは基準値として年収600万以上の給与が想定されます。しかも600万以上という事は、600万でOKということではなく、対抗も当然いるわけですから更に厳しい争いになると想定されます。また費用としても600万の30%がフィーになりますので、180万が採用単価になるわけです。
そこでワンランク下ではあるが御社の求める経験値の少し下を採用するとしたら、訴求文面やもろもろ工夫が必要なものの、採用単価としては60万~100万の価格帯で可能になる可能性を秘めています。

昨今では採用難度がコロナ禍と比較して圧倒的に上昇しております。人材紹介にもやはり限界があり、年間の採用計画に届かない可能性も十分にあり得るのが現状です。
次の一手をお考えでしたらぜひ弊社までお問い合わせくださいませ。

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参照元一覧

en人事のミカタ:https://partners.en-japan.com/special/taisyokuriyuu/
TDB景気動向オンライン:https://www.tdb-di.com/
みんなの採用部:https://www.neo-career.co.jp/humanresource/knowhow/a-contents-parttime-saiteichingin2022_220824/

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