【25卒】就活のルール変更!?キーワードは『インターンシップ』

お世話になっております。マーケティング担当です。
25卒からひとつの大きなルールである、『3年次夏インターン時に得た学生の情報』を新卒解禁と共に利用することが政府公認の元、許可されます。

これが経団連と産学協議会間で話された結果3省合意に至ったのですが、もともと形骸化したルールで、その証拠に3月解禁前時点で15%ほどの学生が内定をもっているのが現状でした。従って現実に則したものが公認されたと捉えて問題ありません。

統一ルールが設定され『インターン』といままで総称されていたものが細分され、法的拘束力はないものの、名乗るには一定の条件が必要になりました。今回は以下でそれをまとめます。

(1)新規定

まずは新規定について、詳しくは『産学協働によるキャリア形成の推進』をご覧頂ければとは思いますが、ここでは例外などを無視して重要点のみ抜粋します。
インターンシップと呼称するための必要条件:
①5日以上開催
②開催の半分以上の日数は就業体験(5日の場合は内3日)
②実施時期は3年次、4年次の長期休暇時に限る
③インターン情報の広報
となっております。
また、規定を満たしている場合にはインターン呼称並びに、産学協議会認定マークの使用が可能です。(使用可否は自社判断で問題ない)言い換えると、4日以内の開催されるものはインターンシップの呼称は原則使用不可。1dayおしごと体験などの記載に変更の旨が公表されております。

(2)インターン推奨による採用活動の変化
ありません。形骸化されたシステムが廃止され、インターンの名称を名乗る難易度が増加したのみにとどまります。

しかしながら、最近の情勢は傾向として歩留まりの悪さがあり、加速する恐れ(インターンからしっかりグリップされる)はあります。
これからインターンの開催を計画するにしてもプログラムや人員。様々な問題があるかと存じ上げます。現実問題で自社の新卒採用にかける費用と手間はどこまで可能な範囲なのか、ともに考えさせていただければ幸いでございます。

 

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